男のフィンランド生活

フィンランド生活の実践から役立ちそうな情報を発信

【社会保障】無職だけど収入は700ユーロ!フィンランドでの家計内訳。イギリス生活との比較もあるよ。

ブックマーク・シェアする!

f:id:Kaleva:20171013055246j:plain

 

 フィンランドへ移住して1年以上経過しました。

・2016年7月:移住

・2016年9月:入籍

・2017年1月:在留許可が発行される

・2017年3月:失業手当ての受け取り開始


ということで現在、フィンランドから失業手当てを貰いながら生活しています。

フィンランド生活を始めて、すぐに職にありつけない人も多いかと思います。

なのでこの失業手当ては移住生活を始めたばかりの方が、よくお世話になるフィンランドの社会補償の1つではないでしょうか。

 

今回は以下に分けて私のケースを紹介してみます。 

 

  

失業手当てって?

私が受給してる失業手当ては、失業者・無職の人に給付されるものです。

KELAという社会保険庁事務所から給付されます。

KELAでは年金・奨学金・病気の際の補償・失業時の補償などのお金に関することを扱っています。

 

失業手当てを受け取るためには、TE-TOIMISTOという職業安定所的な事務所にも登録しなければなりません。

TE-TOIMISTOからはフィンランド語の授業の提供・インターンのサポート、オンラインでの求人情報の提供など求職に役立つサービスを受けられます。

 

ですから失業手当てを受け取るためにはKELAとTE-TOIMISTOに登録する必要があります。
あ!あと手当てを受け取るための銀行口座も必要ですね。

 

受給の経緯

私の場合は結婚してから約4ヶ月後の1月に在留許可が発行されて、フィンランドで就労が可能になりました。

 

キッチン経験があるので仕事は見つける難易度はそれほど高くないと思います。

しかしフィンランド語もまだ充分に話せず、そもそもフィンランドのキッチンで働くためには食品衛生の試験をパスしないといけません。

クリアしなければならない障害がいくつかあり、時間はかかりそうです。

 

職業安定所であるTE-TOIMISTOに登録した流れでそのまま失業手当ても申請することになりました。

 

給付額

妻はフルタイムで普通に働いていますが、それでも私が失業手当てを貰えます。

妻が働いている分を考慮されても私が受給している額は

毎月700ユーロ!

 

毎月微妙に給付額が違いますが、600ユーロ近くの失業手当ての他にフィンランド語学校や職業実習へ行く手当てとして1日9ユーロ貰えます。

それらを合わせると毎月700ユーロ以上給付されます。

 

700ユーロといえば日本円では9万1000円ですが(2017年7月現在)、私の感覚ではフィンランドの物価は100ユーロでだいたい1万円って感じです。

なので毎月7万円くらい支給される感覚です。

 

受給するための義務

受給するためには果たさなければならない義務もあります。

受給のためには求職活動をしっかり行う必要があります。

 

私の場合は外国人なので、3ヶ月間フィンランド語の授業を受け、その後4ヶ月の職業実習を受けなければなりません。

授業は週5日、1日5時間から6時間と仕事みたいな拘束時間ですが、就職支援として自分のためになる部分もあるのでしっかり参加しています。

 


求職活動は柔軟に計画することができるらしいです。

アドバイザーとの面談を受けたときには「受給額は変動するがパートタイムの仕事に就きながら受給もできるし、インターン期間中に失業手当てを受給することもできる。」という説明を受けました。

 

そのあたりは、担当のアドバイザーに相談すればサポートしてもらえます。

 

生活費の内訳け

ありがたいことに妻が平等なスタイルの人間なので、我が家ではそれぞれの収入を半額ずつ共同の銀行口座に入金、残りの半分を自由に管理というスタイルになっています。

共同口座の使い道は家賃・光熱費、食費、貯蓄、余剰分の再分配です。

 

収入は圧倒的に妻の方が上なので、そういう平等な姿勢をとれることを本当に尊敬しています。

何かのきっかけで私の方が収入が多くなっても同じスタイルで家計を管理します。

 

1ヶ月の家計の内訳はこんな感じです。

 

フィンランド

イギリス(ユーロ換算)

食費

共同口座から(€300~400)

€110

住居費

共同口座から(€550)

€470

交通費

€0~20

€110

私物品・娯楽・その他

€50~70

€110

貯金

€200

€220

共同口座への振り込み

€350

なし

合計

€700くらい

€1000くらい

 フィンランドに来る直前にイギリスで1人暮らししてたときの生活費も並べてみました。

 

フィンランド

家賃は50㎡強の1DKで550ユーロほどの部屋に住んでいます。学生向けアパートなので安いです。

 

食費は2人で300〜400ユーロです。

フィンランドは物価が高いとよく言われますが、外食しなければそれほど食費はかかりません。

食材によってはフルーツなど日本より安いものも多いです。

 

交通費は100%バス代です。

自転車移動が基本なので交通費もあまりかかりません。

市内から6km離れた場所に住んでいますが、雨の日以外は自転車で移動します。

 

 

被服費に関しては年に数回しかかからないストイックな生活をしています。

これは我慢とかそういうのではなく、もともとの性格です。

 

 

収入が少ないので貯金も少ないです。

それでも一応貯金しながら少し欲しいものも買えるって程度の生活は出来てます。

 

上で紹介した資金の他に、妻と2人でカフェやレストランで外食をするとき使える外食資金もあります。 

f:id:Kaleva:20171013055239j:plain

 

これはおばあさんの別荘の草刈りをしたときに頂いたお金を貯めたものです。

別荘に行ったらやることもないので草刈りくらい喜んでやるんですが、おばあさんはそれでも謝礼をくれます。

 

どうせなら何か面白いことに使おうってことで外食資金になりました。

 

イギリス(ロンドン)

イギリスの職場では1日2食賄いを貰えたので食費が100ユーロほどでした。

 

家賃もそれほどかかってませんが10㎡程度の1部屋を間借りだったので、フィンランドの家賃と比べると高く感じます。

やっぱりロンドンの家賃はあなどれないです。

f:id:Kaleva:20171013191515j:plain

 

まとめると

フィンランドの物価は外食が特に高いですが、イギリスでも同様に外食が高かったので体感としては変化ありません。

ロンドンの家賃が高い分、フィンランドの物価が安く感じるくらいです。

2年くらい日本へ帰ってないけど、帰ったら外食の安さに感動するんでしょうね。

 

ただフィンランドは日本と比較して食材は高くないし、家賃は部屋の質を考えると安いくらいだと思います。

フィンランドの建物は防音、断熱がしっかりしていて快適です。 

 

無職でも700ユーロあれば充分すぎる生活を送れます。

 

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ フィンランド情報へ